●(A11) 秋の野山 あきののやま 〇そよふくかぜにもすそかろく

 表題:秋の野山
 読み:あきののやま

 収録:(A)鈴蘭樂譜 34 成樂會 1927(S.2).11.10 ◎Copy=(P78)

 記譜:斉唱(伴奏付き) ト長調 3/4

 インチピット:ソ|ドソドミ|ドドソ|ドソドミ|ソ

 曲:独國猟の歌
 詞:犬童球渓

 ※御國の秋(409)、獵夫の歌(465)と同曲


[詞] ※鈴蘭樂譜 34より

1.そよふく風にもすそかろく 山邊に野邊に杖を曳けば
  色づく山柿ほゝゑむ栗 み國の秋をかざる眞玉(またま)

2.見わたすきかぎりはてもしらぬ 黄金の海の岸に立てば
  垂穂(たりほ)の頻波(しきなみ)しなへる粟 み國の民をとます寶


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